お医者さんが教えてくれない腸内環境

お医者さんが教えてくれない腸内環境についてまとめ上げたブログです。

便秘は自律神経が悪くなると引き起こる

便秘は、自律神経のはたらきが悪くなることによって引き起こります。自律神経とは、心臓を動かす・息を吸って吐くなど、私たちが意識しなくても生きていくために無意識におこなってしまう行動のことをいいます。この自律神経が上手に動かなくなると腸の動きが悪くなっていきます。その結果、便秘になります。便秘になると腸内環境が悪くなるのでオナラが出にくくなり、溜まりやすくなります。


つまり、この自律神経を正常にすることがとても大切なんですね。でも、自律神経を正常にするために確認することがあります。それは、便秘には大きく分けて2つに分類され、あなたがどの症状に当てはまるのかをチェックする必要があります。それぞれのタイプに合わせて解決する必要があります。

 

ストレスタイプ
あなたは、ストレスを受けやすいタイプでしょうか?ストレスによって自律神経を知らないうちに攻撃している場合があります。睡眠時間が平均6時間以内だったり・仕事や人間関係など、小さなことでもすぐに悩んでしまったり。このように自分を追い込んでしまうタイプは、便秘と下痢が繰り返し引き起こる・入浴時間が10分以内と早い・慢性的に肩がこっているなどの症状が当てはまる方が多いといわれています。


このようなタイプは、肉体的にも精神的にも疲労するため、リラックスする時間をつくることが大切です。たとえば、お風呂にゆっくり入る・睡眠を6~8時間しっかりとる・植物性繊維や発酵食品の食べ物をよく噛んで食べるなど、まずは、副交感神経(リラックスするための神経)を刺激してあげる時間をつくってあげましょう。

腸内悪化タイプ
腸内環境が悪化することで便秘を引き起こします。最近、オナラが異常に臭い・便が出たときは異常に硬いなど、このような経験ありませんか?このタイプは、生活習慣が問題になっている方に多いみられます。例えば、朝食は抜いて通勤する・野菜や発酵食品を食べる量が少ない・お腹が減っても鳴ることがないなど、腸内の動きが低下しているので悪玉菌が増えて悪さをしている可能性があります。


このようなタイプは、生活習慣を整える必要があります。まずは、副交感神経(リラックスするための神経)を刺激してあげる時間をつくってあげましょう。特に朝食は、何でも良いので口に入れることが大切です。最近では、野菜たっぷりのスムージーが手軽に栄養摂取できるので朝食に人気です。


また、善玉菌を増やすことも大切です。腸内細菌は数が決まっているので悪玉菌が多いと善玉菌が減ります。ヨーグルトなどの発酵乳製品や食物繊維が豊富な穀物や豆類、オリゴ糖など摂取しましょう。一度にたくさん摂取することができないのでサプリメントで補うのも良いですね。便秘はさまざまな要因で引き起こります。上記の方法を試してみたけど全然効果がみられない。そんな方は一度、便秘外来に足を運ぶことをおすすめします。